食用に適さない古米、備蓄用に使われていたアルファ米で廃棄されてしまうものや
一般のご家庭や流通段階で食用では使えなくなってしまったお米などとFSC認証を取得したパルプを混ぜ合わせて、
紙素材にアップサイクルしました。
伝統的なお米と紙の関係
江戸時代には、あらゆる物資を余すことなく使い尽くす、循環型社会がありました。
その一つに、米を糊や紙に使う文化がありました。
特に、江戸時代には多種多様な米入りの紙が生まれ、
今でいうところの再生紙にお米を入れることで白くしたり、筆のにじみ防止のために使われたりしていたようです。
kome-kamiはある意味、古くからの日本文化を新技術で生まれ変わらせた
伝統的でありつつも新しい素材と言えるのかもしれません。
豊かなお米を感じる風合い
kome-kamiは紙そのもののもつ豊かな風合いにお米の質感が加わり、ラフでありつつもしっとりした、
相反する表面を実現しました。また、色は艷やかなお米を思わせるナチュラルな白さとなりました。
ずっと触っていたくなる独特な質感です。
印刷性にも優れているのが特徴です。
また、FSC認証も取得しており更に環境に配慮しております。